呼吸器外科

担当しているがん

呼吸器外科で主に担当するがんには原発性肺がん、転移性肺がん、縦隔腫瘍、胸膜中皮腫などがあります。

当科の診療の特徴

種々の疾患に対して多くは胸腔鏡手術(胸腔鏡という棒状のビデオカメラを肋骨の間から挿入してテレビモニターで観察しながら小さな傷で行う手術)を行っています。腫瘍によっては従来と比較して傷の数を少なくしたり、大きさを小さくしたりして負担の軽減につとめています。

小型の肺腫瘍などで確定診断がついていない場合、手術中に検体を採取し、院内の病理部で迅速診断し、悪性であればそれに対応した手術を行います。

蛍光胸腔鏡を用いた区域切除や気管支鏡でのマッピングを利用した部分切除など肺をできるだけ温存する縮小手術も行っています。

呼吸器疾患の治療方針は、呼吸器内科、放射線治療科、放射線診断科、病理診断科と連携を取り、検討しています。また当院は総合病院ですので、循環器疾患や腎疾患などの併存症のある患者様にも各科や麻酔科と連携して対応させていただいています。

患者様への一言

高齢者や糖尿病のある患者様も多いため、体の負担を軽減し、安全に治療が行えるように各科やリハビリテーション科と連携して治療にあたっています。それぞれの患者様の病状、希望に応じた医療を提供できるよう心がけています。

0877-23-3111 初診 8:15-11:00
再診 8:15-11:30
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