中央検査部

中央検査部のご紹介

中央検査部の理念

患者さんを中心とした医療、および、働く人々や地域の人々に、安全・安心の医療を提供することを目的に、診療支援部門として貢献していきます。

中央検査部門は、総勢30人のスタッフが在籍し、夜間・休日は2交代制勤務により、24時間体制で、診療部門に迅速な臨床検査データの提供を実施しています。

日本医師会および日本臨床検査技師会が主催する全国規模の外部臨床検査精度管理調査に、毎年、積極的に参加し良好な成績を収めており、日常診療において正確な臨床検査データを提供しています。

各部門に配属されている臨床検査技師は、高度な専門医療に対応し、検査の知識と技術の向上を図るため、各種の医学会等による認定資格を取得しています。(超音波検査士、細胞検査士、微生物臨床検査士、認定血液検査技師、認定輸血検査技師、NST専門療法士)

また、手術中のモニタリング業務、感染制御チーム、糖尿病療養指導、栄養サポートチーム(NST)などのチーム医療に参加し診療支援を実施しています。

主な業務内容

検査室受付 検査室写真

生化学検査

BM6070
BM6070

生化学検査

患者さんから採血した検体で精度の高い正確な検査結果を迅速に臨床医に報告しています。

主な検査内容は、肝機能(AST、ALT、LDHなど)、腎機能(BUN、クレアチニンなど)、脂質代謝(総コレステロール、HDL、LDL、中性脂肪)、心筋(CPK、血中ミオグロビンなど)等を生化学自動分析機2台(日本電子BM6070)を用いて測定しています。

 

 

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免疫検査

アーキテクト
アーキテクト

アーキテクトi2000およびi1000を用いて腫瘍マーカー(PSA、CEAなど)、甲状腺(FT4、TSH)、感染症(HBs抗原、HCV抗体)等を測定しています。

 

 

 

 

 

 

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血液・輸血

血液検査

血液中の赤血球数、白血球数、血小板数などをXN-3000を用いて測定し、白血球の種類を分類することにより貧血や炎症、血液疾患などを調べます。また凝固検査はCS-5100を用いて測定し、血液の固まり具合を調べます。

輸血検査

AUTO-VUE Innova
AUTO-VUE Innova

AUTO-VUE Innovaを用い血液型や不規則抗体、交差適合試験など輸血を安全に行うための検査をしています。また輸血システム(オーソBTD)を用い輸血用血液製剤の保管、管理を行っています。

 

 

 

 

 

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一般

一般検査では尿・便・関節液・精液などの検査をおこなっています。

尿検査は主に、試験紙を利用して性状(蛋白がでていないか、また、血が混じっていないかなど)を調べる定性検査と、尿中有形成分(赤血球、白血球、上皮細胞、細菌、円柱、結晶など)の数や形態(異型細胞など)を観察する沈渣をおこないます。定性検査はUS-3100R plusという機器で測定し、沈渣はUF-1000iという機器で測定した後に必要と判断した検体については顕微鏡で観察してから報告します。その他にも、妊娠していないかを調べる検査や特殊な蛋白(ベンスジョーンズ蛋白など)がでていないか確認する検査などをおこなっています。

便検査では血が混じっていないか、また、寄生虫がいないかを調べます。

関節液検査は尿酸結晶またはピロリン酸カルシウム結晶の有無を偏光顕微鏡で確認します。

精液検査は精液の性状や精子の数・運動率・奇形率などを調べます。

このように一般検査では様々な検査を行っています。その中でも尿検査は患者さんの負担をあまりかけずに実施できるうえ、腎疾患や尿路系の疾患、糖尿病など様々な診断に役立つ情報を得ることができる検査です。機会があれば是非受けてみましょう。

UF-1000iおよびUS-3100R plus
UF-1000iおよびUS-3100R plus

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生理

生理機能検査

生理機能検査室では平成19年4月より生理検査システム(日本光電)を稼動しました。また、超音波検査など一部検査はアストロステージのシステムを使用しています。

心電図など主要な検査はシステムと連動し、オンライン化されています。患者さまには安心して検査を受けていただけるシステムを構築しています。また、ABRなど特殊な検査も検査結果をスキャナ取込するようにしており、すべての項目をペーパーレスにて報告しています。患者さまは検査結果をお持ちいただく必要がありません。

生理検査で行われている検査

項目 注意事項など
心電図(検査室、昼間の病棟・救急への出張)
負荷心電図
ホルター(24時間)心電図
トレッドミル (予約検査です)
肺機能検査
血液ガス検査
NOx検査(一酸化窒素)
腹部超音波(健診、一部外来※) (予約検査です)
心臓超音波※ (予約検査です)
乳腺・甲状腺超音波※ (予約検査です)
血管超音波(頚動脈、下肢静脈) (予約検査です)
尿素呼気試験 (4時間は食事などを控えてください)
血圧脈波検査
脳波検査 (予約検査です)
術中神経刺激検査 (予約検査です)
聴性脳幹反応(ABR)、ENOG (予約検査です)
ポリソムノグラフィー(PSG) (予約検査です)
振動検査(特別加入、二次、定期報告)
(※医師と共同)

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細菌

細菌検査には一般細菌検査、抗酸菌検査、迅速検査があります。一般細菌検査とは喀痰・尿などの検体から病気の原因となる細菌を見つけて薬剤感受性検査(どのようなお薬が効くかを選択)をします。抗酸菌検査は結核菌などがいるかどうかを調べる検査です。迅速検査はインフルエンザ・肺炎球菌などを迅速試薬で検査します。その他にICT(感染制御チーム)の一員として、院内感染防止のためのチーム活動をしています。

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病理

病理・細胞検査

病理検査とは、疾患の診断や原因(病因)の究明を目的として、手術または検査の目的で採取された臓器、組織、細胞などを対象にその診断をおこなう部門です。検体の種類と検査方法により、以下のような仕事に大別されます。

病理組織診断

内視鏡などにより、患者さんの病巣の一部を切り取ったもの(生検標本)や手術で摘出された検体(手術標本)を薄い切片にして顕微鏡で観察し、病変の診断や病変の広がりを検査します。

術中迅速病理診断

手術中に病変の一部を切り出し、組織を急速に凍らせて素早く組織標本を作製します。その標本を顕微鏡で観察して病変の良悪を判断したり、病変の広がりを評価して手術範囲を決定するための病理組織診断です。また、腹水中のがん細胞の有無などを迅速に調べる細胞診断もあります。

細胞診断

痰や尿中の細胞や子宮から採取した細胞、乳腺や甲状腺から吸引した細胞などを顕微鏡で調べる検査です。当院では細胞回収率が高く、がんなどの検出に優れている液状細胞診(LBC)を導入しています。(Thin Prep5000)

病理解剖

不幸にも患者さんが亡くなられた場合に、臨床診断の妥当性、治療の効果判定、直接死因の解明、続発性の合併症や偶発病変の発見などを目的に系統的な解剖をおこなうものです。

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