診察の結果、医師が必要と判断した検査項目に応じて、必要量の血液を採取したり、尿を採取・提出していただきます。採血容器・採尿コップの発行や患者様との照合はシステム化されており、取り違えを防止する環境を整備しています。また、採血ブースは6ブース設置し、可能なかぎり待ち時間を短縮できるよう努めています。採血は、熟練した看護師と臨床検査技師が実施しており、安全・安楽な採血を心がけています。
月曜日~金曜日 8:15-17:00
待ち時間の短縮に努めていますが、状況によってはお待ちいただくことがあります。
また、診療の都合上、順番が前後することがありますのでご了承ください。
採血後は5分~10分程度、揉まずにしっかり押さえて止血をしてください。
ワーファリンやバイアスピリンなどの抗血栓薬を服用されている方は出血が止まりにくい状態となっていますので、完全に止血が確認できるまで圧迫し続けてください。
止血包帯で止血した場合は、10分くらいしたら必ず外すようにしてください。長く巻くと血流が悪くなることがあります。
ごくまれに、以下のような症状を生じることがあります。
穿刺後の不十分な止血が主な原因です。十分に圧迫止血をして頂きますようお願いいたします。
採血時の消毒薬などでかゆみ、発疹を初めとするアレルギー症状を出現することがあります。
採血針の穿刺により手指へ拡がるしびれ、痛みなどが、ごくまれに生じる場合があります。症状が強い場合や長く続く場合はお申し出ください。
心理的に緊張・不安が強いと神経が興奮して、めまい、気分不良、失神などを引き起こします。少しでもこの様な予兆がある場合は速やかにお申し出ください。
原則、肘関節付近で採血を実施します。肘関節付近に適した血管がない場合は、手背(手の甲)からの採血を行うことがありますのでご了承ください。
手背は少し痛みを伴う場合があります(個人差があります)が、神経損傷の頻度が少なく比較的安全な採血部位とされています。