
このたび、2026年4月1日付けで香川労災病院の病院長に着任しました藤原俊義(ふじわら としよし)です。これまでは、岡山大学大学院 消化器外科学(旧 第一外科)教授ならびに岡山大学病院 消化管外科診療科長として、上部消化管の外科治療を中心に診療・研究・教育に携わってまいりました。その間、岡山大学病院の副病院長として、患者さんのからだに優しいロボット支援手術などを推進する低侵襲医療センターを設立したり、高齢のがん患者さんに役立つ副作用に少ない薬剤開発などを進めたりしてきました。これまで培ってきたこれらの臨床・研究・教育、さらには組織運営の経験を、当院の舵取りに活かしてまいりたいと存じます。
香川労災病院は多くの専門診療科を有し、「がん診療」「救急医療」「地域連携」という地域にとって重要な役割を担う医療機関であります。高齢化が進む地域においては、迅速かつ的確ながん診断に基づく集学的な治療戦略が求められます。地域がん診療連携拠点病院としての当院の責務は極めて大きいものがあります。また、“最後の砦”として急性期疾患を積極的に受け入れる体制を一層強化し、地域住民の皆様に安心と信頼をお届けしたいと考えております。さらに、近隣の医療機関や介護施設との連携を深化させ、切れ目のない医療を提供することが、これからの地域医療の鍵となります。
当院を患者さんにとって安心できる場所にできるよう、微力ではございますが職員の「チームワーク」を大切にし、地域の先生方とも協力しながら努めてまいりたいと存じます。今後ともご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
香川労災病院 病院長
藤原俊義