香川県薬剤師会会誌に当院の取り組みが紹介されました

令和3年7月1日発行の、香川県薬剤師会会誌「かがやく」にて、当院の人材育成の取り組みが紹介されました。
薬局薬剤師が病院薬剤師と情報を共有し、適切な薬剤管理を行うためには、患者に対して病院薬剤師と同等の薬物療法を提供できる知識を有する必要があることから、香川県薬剤師会は専門的な知識を有し、地域の実情に応じて患者（地域住民）をサポートする地域サポート薬剤師を育成する活動をしており、その中で当院は「がん薬物療法及び疑義照会簡略化に関する研修」として下記の報告を行いました。

①がん薬物療法等研修会を3回実施（参加者計62名）
②がん薬物療法等の薬学的管理内容の理解到達度テストの実施
研修前・研修後に実施した到達度確認テストの結果、研修前の正解率が30％前後であったものが、研修後では100％近くなった。
③疑義照会や情報提供後処方変更になった件数及び参加薬剤師の報告、疑義照会簡略化についての研修会（95名参加）

地域サポート薬剤師の育成人数としては、9名育成出来たとしており、調剤薬局の薬剤師からも貴重な経験が出来たとの言葉をいただき、好評でした。
当院では今後とも、このような活動を通じて地域に貢献できるよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。