各科研修プログラム

産婦人科

診療科の紹介

当科は香川県西部地区の産婦人科基幹病院として、救急疾患症例を含め、近隣施設より幅広く紹介を受け入れています。

産婦人科医は他科兼務も含め現在4名(専従3名)で、4名全員が産婦人科専門医です。(うち婦人科腫瘍専門医1名、がん治療認定医2名、母体保護法指定医3名)

また、当院は令和3年4月現在において、日本婦人科腫瘍学会の専門医制度規則指定修練施設の指定を受けています。

症例について

下記のように、婦人科腫瘍を主として、産科手術も含め、幅広い手術症例を扱っています。

婦人科悪性腫瘍と腹腔鏡や子宮鏡下での手術とメッシュ挿入による子宮脱矯正手術(TVM手術)に力を入れています。

分娩件数は2020年は71件と少なめですが、母体に合併症等の問題のある症例の割合が多く、貴重な症例を経験できます。

手術名2021年
子宮悪性腫瘍手術45
子宮付属器悪性腫瘍手術24
子宮全摘術(腹腔鏡手術含む)69
子宮付属器腫瘍摘出術(開腹)32
同上(腹腔鏡下手術)61
骨盤臓器脱手術(メッシュTVM法)0
同上(子宮全摘/膣壁形成)28
筋腫核出術(腹腔鏡手術含む)16
子宮頸部円錐切除術、レーザー蒸散術70
子宮鏡下内膜腫瘍切除術8
子宮内膜掻破・流産手術12
帝王切開13
その他104
総数482

研修内容

外来は子宮がん検診と胎児超音波検査から研修を始め、手術や分娩は指導医の介助、助手から経験を積み、徐々にできる事を増やしてスキルアップしていけるように丁寧に指導します。

当院で習得できる基本的手技

良性腫瘍手術や産科手術の執刀または助手、婦人科悪性腫瘍の助手を務めます。

子宮がん検診、婦人科や胎児の超音波検査が独力で行えるようになります。

正常分娩を独力で取り扱えれるようになります。

希望があれば、産婦人科専門医、母体保護法指定医、がん治療認定医の資格取得のための研修も行えます。

産婦人科での研修を志望される方へ

産婦人科は医師の絶対数が少ないため、医師一人あたりの症例数は非常に多く、貴重な症例を多数経験できる環境に現在あります。

将来産婦人科志望で研修される方はもちろん大歓迎ですが、前期研修の選択科の一つとして、産婦人科を選択されて、研修される方も歓迎いたしますので、どうぞおいで下さい。

0877-23-3111 初診 8:15-11:00
再診 8:15-11:30
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