香川労災病院のがん診療連携拠点病院（高度型）の指定について

当院はこのたび、令和３年３月２９日付けで厚生労働省による「地域がん診療連携拠点病院（高度型）」の指定を受けることとなりました。

がん診療連携拠点病院は、全国どこでも質の高いがん医療を提供することができるよう、がん医療について一定の水準を満たしている病院に対し厚生労働省が指定するもので、令和３年４月１日時点で地域がん診療連携拠点病院の数は２９８施設が指定されていますが、より高度な要件が求められる地域がん診療連携拠点病院（高度型）は、当院を含め５１施設が指定されるに留まっています。

当院は、「働く人々や地域の人々に安全で安心のよりよい医療と看護を提供します」という理念を掲げ、とりわけ急性期・救急医療・地域医療・がん診療の提供に尽力しています。平成１８年８月２４日からがん診療連携拠点病院の指定を受けておりましたが、当院職員の努力に加えて地域の先生方、連携施設の方々のご協力もあり今回の高度型施設の指定を受けることが出来ました。

当院は今後、「がん診療棟」の増築も予定しており、今回の指定に慢心することなく、引き続き当院の柱であるがん診療に努めていく所存ですので、よろしくお願いいたします。