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放射線治療はがんの治療のどこでも適応があります。
がんが限局し局所に放射線治療ができそうなら適応があります。装置が高精度になりがんを狙い打ちします。肺がんや肺転移の呼吸同期併用定位照射、前立腺がんや体幹部のIMRTのほか画像誘導施術を使って頭頸部や全身の局所進行がんの根治をねらいます。
乳がん温存術後の照射が代表で将来の再発を予防します。もともと元気な方が対象で、外来でほとんど症状もなく終了します。
がんの骨転移、食道や気管支や血管の狭窄、治療後再発、腫瘍出血等、がんの進行に伴う疼痛や苦痛に対して放射線治療は強力な原因療法になります。8〜9割で症状が緩和され鎮痛薬の減量も可能です。当院では積極的に行っています。
副作用は、根治照射は高線量を処方するため、食道炎や皮膚炎等が治療部位に症状が出ますが終われば治ります。術後照射や緩和照射は線量が少なく副作用はほとんど起きません。
2021年の当院の治療総件数は325件で、内訳は根治照射34%、術後照射17%、緩和照射44%でした。
放射線治療はがん治療のどの時期でも適応がありますので有効にご活用ください。
役職 | 放射線治療科部長 |
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専門 | 放射線治療 |
所属学会・認定資格等 | 日本医学放射線学会放射線治療専門医 日本医学放射線学会研修指導者 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本がん治療認定医機構暫定教育医 |